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ギー太「ついに目覚めたのか…唯」 唯「ギー太がしゃべった!?」

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2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 20:41:41.99 ID:AzDW61i9O

唯「ギー太~今弦変えてあげるからね~」

ギー太「ああ、優しく頼む」

唯「任せといてっ」フンスッ

バチンッバチンッバチンッ

唯「こうして……っと」

ギー太「あれだな、弦がないギターってのは壊れかけのラジオみたいなもんだな」

唯「ギー太は壊れてないでしょ~? これから新しくなるための準備なんだからね弦変えは! トンちゃんで言えば脱皮だよ!」

ギー太「あの亀で例えられてもな。あっ、おい、そこちょっと緩いぞ」

唯「あっ、ごめ~ん」

ギー太「全くこんなやつが絶対音感持ちとはな。アリにリンゴアメみたいなもんだな」



憂「……」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 20:42:55.45 ID:AzDW61i9O

唯「どういう意味~?」

ギー太「さあな、自分で考えろ」

唯「ぶー……ギー太はいじわるだよね。そんなんじゃ友達出来ないよ?」

ギー太「心配するな。いじわるなのはお前に対してだけだから」

唯「んもぅ~そんなこと言うなら弦変えやめちゃうもーん」

ギー太「おいっ! 丸裸にしたまま放置すんじゃねぇっ!」

唯「ギー太が謝らないと変えてあげないも~ん」

ギー太「ちっ……仕方ねぇな」

唯「はやくはやくぅ~」

ギー太「モウシワケゴザイマセンデシタ」(棒

Σ唯「全然気持ちがこもってないよっ!?」


憂「(お姉ちゃん……?)」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 20:44:36.89 ID:AzDW61i9O

ギー太「ギターに気持ちを求めるのは世界でお前だけだろうなきっと」

唯「そんなことないと思うけどなぁ~?」

ギー太「いいからさっさと張り替えてくれよ。風邪ひいちまう」

唯「しょうがないなぁ」

ギー太「感謝は音色で返すからよ」

唯「ふふっ、期待してるねギー太」よしよし

憂「(喋りかけてるのはいつものことだけど……何かお姉ちゃんとギー太で会話が成立してるみたい……)」

憂「(さすがにこれはちょっと危ないんじゃないのかな……幻聴が聞こえ出すと体調管理が云々ってテレビよく聞くし……)」

憂「(ここはちゃんと聞いといた方がいいよね!)」フンショッ

憂「……お姉ちゃん誰と喋ってるの?」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 20:46:08.36 ID:AzDW61i9O

唯「えっ? ギー太だよ?」

ギー太「……」

憂「あっ…そうなんだ…程々にね…」

苦笑気味な顔で後退り部屋を出ていく憂。ていうかいつからいたんだろ~?

唯「変な憂」

ギー太「変なのはお前だ」

唯「ほえ?」

ギー太「今まではもしかしたらたまたまお前の話しかけてる内容と俺の返事が一致してるだけかと思ってたが…さすがに合いすぎだよな」

唯「??」

ギー太「ついに目覚めたのか…唯」

唯「……ん? あれっ!?」

唯「ギー太がしゃべった!?」

ギー太「遅いだろその反応」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 20:51:41.82 ID:AzDW61i9O

唯「どうしてギー太はしゃべれるようになったの?」

ギー太「俺が喋れるようになったんじゃあない。お前が聞こえるようになったんだ」

唯「?」

ギー太「簡単に言うと……だ。目覚めたんだよお前は」

ギー太「音力にな」

唯「音力……?」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 20:53:34.72 ID:3Ao3aiDhO

何だこれ…
ジャンプで連載されてそうだ

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 20:58:57.48 ID:AzDW61i9O

ギー太「音力ってのは……簡単に言えばどれぐらい音楽が好きか? ってことだな。音楽が好きな程音力は上がる」

唯「それに目覚めたってこと? 音楽好きな人はみんな楽器の声が聞こえたりするんだぁ~すごいねっ!」

ギー太「バカ言うな。音力に目覚めるのは余程音楽に愛着がない限りは無理だ。そこら辺の坊っちゃん嬢ちゃんが目覚められる代物じゃねぇよ」

唯「へ~」

ギー太「まあ……お前の場合音楽っていうか俺への愛着が凄かったって言うか……言わせんなよ恥ずかしい///」

唯「?」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:03:13.45 ID:AzDW61i9O

唯「それで目覚めたら楽器の声が聞こえたりするだけなの?」

ギー太「いや、それもあるが……音力を持つもの同士は惹かれ逢う。より良い音楽を見出す為にな……」

唯「そうなんだ! 何だかよくわかんないけどすごいね!」

ギー太「悠長に言っていられるのも今のうちだぜ?さっき言ったより良い音楽を見出す為にってのは簡単に言えば自分の音楽を認めさせるってこった」

唯「ほうほう」

ギー太「つまり当然……ぶつかり合うっ……! どちらが上か?下か……ってな」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:07:44.69 ID:AzDW61i9O

唯「どっちもいいじゃ駄目なの?」

ギー太「音力を持つ連中は一癖も二癖もある奴らだからな……自分の音楽を認めさせるまで引き下がらねぇよ…」

唯「ふぅ~ん…」


憂「お姉ちゃ~ん、そろそろ学校行かないと~」



唯「あ、う~ん。とりあえず学校行こっか!ギー太!」

ギー太「……道中気を付けろよ? 音力に目覚めたお前を認めさしにどんな奴らが来るかわからんからな……」

唯「ふーい」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:13:07.45 ID:AzDW61i9O

唯「いってきま~す」

ギー太「この音力は!?」

背負っているギターケースが一瞬震える。

唯「どうしたの? ギー太」

ギー太「いきなりとんでもない奴が来やがった……」

唯「?」

ギー太「左から来るぜ……唯。絶対に俺を見せるんじゃないぞ!!!? いいな!?」

唯「左から…? あ、あの人知ってるよ!」

ギー太「ああ……あの音力は……」


稲葉「シャクネツヘノショウタイ ココジャスベテガライブ」

松本「」ジャンジャンジャカ

ギー太「B'zだっ……B'zが来やがった!」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:14:23.93 ID:aSEAVW3y0

Bzwwwwwwwwwwwwww

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:19:16.59 ID:xZZsm1FuO

いきなり業界最高峰が来るとは瞬殺されんぞww

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:19:40.15 ID:AzDW61i9O

唯「あの人も音力に目覚めてるの?」

ギー太「目覚めてるなんてもんじゃねぇ……覚醒してやがる」

唯「意味同じじゃなかったっけそれ…」


稲葉「ドレダケガンバリャイイ…ダレカノタメナノ?」

松本「」ジャジャジャジャジャジャ

ギー太「まずい……あちらさんは戦闘モードだぜ…。だが歌唱力…テクニック…ダンス…ソウル…全てにおいて唯に勝てる要素はないっ…ここは…」

唯「どうするのギー太!? どんどん近づいてくるよぉっ」

稲葉「ケツマツバカリニキヲトラレ…」

松本「」ジャジャンジャジャン


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:25:32.23 ID:AzDW61i9O

ギー太「音力同士が戦う……それを音戦と言うんだが……それはお互いにその意志がないと出来ないようになっている」

唯「意志?」

ギー太「あの二人を見て戦闘モードだと言ったのはそれぞれ得意にしてるものを全面に押し出しているからだ」
唯「公道で歌いながら弾きながらだもんねっ!ちょっと変態入ってるよね」

ギー太「ああ。つまりだ、歌唱力なら歌う、テクニックなら弾く、ダンスなら踊る、と言った感じで相手にそれを魅せるんだ。それが音戦準備OKの合図だ。ま あ中には楽器を見せただけで音戦と見る過激派もいるがな……」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:31:12.72 ID:AzDW61i9O

唯「つまりわたしが楽器を見せたら音戦開始ってことだね! じゃあさっそく…」ゴソゴソ

ギー太「バカ野郎ッ!!!! 死ぬ気かお前!!? 相手は既にスタンバっててしかも一番魂のこもる曲をチョイスしてきてんだぞ!!!」

唯「でもでも…じゃあどうしたら…」

ギー太「俺を見せずにただやり過ごせ! ただ拍手はするなよ! お前みたいな駆け出しが負けたら一発で音力を吸い付くされるぞ!」

唯「でも……それって…」

ギー太「ちっ……いつもは鈍いくせにこういう時だけ勘が鋭いなお前は。そうだ……戦わずして負け、自分の音楽を否定し、相手の音楽を認めるってこった」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:35:46.67 ID:AzDW61i9O

唯「B'zさんの音楽は凄いと思うよ……けどっ」

ギー太「お前の言いたいことはわかる。それで自分の音楽が否定されるのは納得いかないってことだろ?」

唯「うん……」

ギー太「俺はお前の楽器だ。出来ればお前の奏でる音楽をみんなに認めさせてやりたい……だからこそこんなところで終わって欲しくねーんだ。わかってくれ、 唯」

唯「ギー太……」

ギー太「せっかく出来た話し相手を簡単に失いたくない…お前がいつかメジャーデビューして奴らにも負けない音力を得た時…この時の屈辱を返してやろうぜ」

唯「……ありがとう、ギー太。でもね……」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:41:34.23 ID:AzDW61i9O

ジィィ───

わたしはゆっくりとギターケースのチャックを開く。

ギー太「バカ野郎ッ!!!! 俺が言ったことがわからねぇのか!!!? 早く閉じ」

唯「それでも……引き下がれないよ。ここで逃げたら放課後ティータイムの音楽全てを否定されたことになっちゃう。そしてそれはわたしだけの音楽じゃな い!」

ギー太「唯……ちっ……ソウルだけはいっちょまえだなお前は」

ギー太を取り出し、ストラップを掛け構える。

稲葉「ユーメジャナイアレモコレモー!?」

松本「」ジャジャジャジャジャジャ!?

まさかかかって来るだろうとは思ってなかったのだろう、二人にもわずかな焦りが見えた。

唯「いくよ、ギー太!!!」

ギー太「こうなったら破れかぶれだ!!! やってやろうじゃねぇか!!!」

オンバト!
平沢唯VSB'z


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:47:53.82 ID:AzDW61i9O

唯「くぅぅぅ……立ってるのがやっとだよ」

ギー太「音域に入った証拠だ。ここじゃ音力があるやつしか動けないし聞こえない。どちらかが相手を認めるまで終わらないまさにデスゲーム」くわっ

唯「こっちも何か弾いたり歌ったりしたらいいの!?」

ギー太「それで叶うなら最初から挑んでる。ちなみにランクで言えばお前がF、あっちはSSランクだ」

唯「う~ん……どれぐらい離れてるのか実感沸かないよ~」

ギー太「テストの点数で言えばお前と澪ちゃんぐらいの差だ」

唯「勝てるわけないね!!!」

ギー太「あっさりだなおい」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:52:27.41 ID:AzDW61i9O

唯「じゃあもう負けるの待つだけってこと!?」

ギー太「ああ……と言いたいところだが……手はある」

唯「ほんとに!?」

ギー太「ただお前にやれるかどうか……」

唯「ここで諦めるぐらいなら最初からやってないよ!」

ギー太「……虎穴に入らずんば虎子を得ず……か。…よし、今から俺が話すことをよく聞けよ? 唯」

唯「うんっ」

ギー太「二人組であるのを利用する……そこしか勝ち目はない!」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 21:57:40.72 ID:AzDW61i9O
稲葉「シュクフクガホシイノナラーカナシミヲシリヒトリデナキマショウ~」

松本「」ジャジャジャ~ン

いよいよサビ、この一撃で屈伏させるといった意欲のこもった音楽が唯に浴びせられる。

唯「うぅっ……負けないもんっ」

ギー太「もう少しだ……もう少しで!」


懸命に抗いながら二人の元へ近づく唯。

唯「まるで台風の中を傘をささずにイージカムイジゴー」

ギー太「唯!!!? ちょっと支配されてるぞ!!! 気をしっかり持て!!!」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:06:48.25 ID:AzDW61i9O

そして──、

稲葉「ソシテ~カガヤク~」

唯「くっ」

稲葉「ウルトラソウッ」

ギー太「今だ! 唯!!!!!!」




稲葉「ハイッ!!!」
唯「はっ!!!」

/(^q^)\

唯「」ジャカジャンジャンジャッジャンジャジャーン♪

松本「!?」

ギー太「ぬかったなB'z! サビ終わりに被せられるとは思ってなかっただろう!? ultra soul故の狙い目……最後のHIッ!を狙った放課後ティータイムのGO!GO!MANIACを聴けぇっ!!!」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:08:46.98 ID:z+XozdQz0

まさかそんなテがあったとは・・・

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:09:36.09 ID:3Ao3aiDhO

あの曲の急所はあそこだったのか…

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:14:30.93 ID:AzDW61i9O

唯「誰も持っているハートっていう名の小宇宙」ジャンジャジャーン

唯「ギュッと詰まってるよ喜怒哀楽や愛」ジャンジャジャーン

稲葉「」オロオロ

松本「……」

ギー太「(さあ来いっ……お前なら……世界で五本の指に入るギタリストなら本当に楽しそうにしている唯の音楽を潰すような真似はしないはずっ!)」

唯「シュンってなったり ワクワクしたりbusy」

唯「カオス満載な日々 歌にしちゃおう! ぶちまけ~あっちゃお!」

唯「授業中も無意識~に」
松本「」ジャカジャカジャカジャンジャジャ~ジャ

稲葉「!?」

ギー太「(来やがった!!!)」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:26:35.48 ID:AzDW61i9O

唯「エアでOK ふいんき(何故か)大事 不意に刻むリズム 通じあっちゃうビート マインド 自由にエンジョイ」

唯「楽しんだもんが勝ち」
松本「」ジャジジャ~ン


稲葉「」オロオロ

ギー太「あんたもこいよ! 一緒にLets Music!!」

稲葉「!!!」


唯「ごめん ゆずれない~」
稲葉「ユズラナイ~」
松本「」ジャジャ~ン

唯「縦・横・斜め」
稲葉「swinging aroundッ!」

唯「す~き~な~音だしてるだけだよ」
稲葉「Girls GO Maniacッ!」
松本「」ジャーン

ギー太「(やりやがった……唯! お前今最高にRockだぜっ!)」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:34:21.71 ID:AzDW61i9O

唯「息~合わせてね♪」
稲葉「ChaseChaseッ!」
唯「明日を」
稲葉「BreakBreakッ!」
唯「夢見て」
稲葉「ShakeShakeッ!」
唯「盛り上がろっ!」

唯「浴びたら~忘れらんないっしよ、喝采!」

唯「はっ!!!」
稲葉「ハッ!!!」
松本「ハッ!!!」

/(^p^)\
/(^p^)\
/(^p^)\


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:41:21.48 ID:AzDW61i9O

ギー太「やったな唯!!! まさかB'zに勝つ…とは…」

唯「……」

稲葉「……」

松本「……」

言葉はいらなかった。一緒に奏で合ったもの同士通じ合う。それは決してどちらかが上か下かの音楽じゃない。
そう……混じり合うこともまた音楽。


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:41:51.40 ID:mbdpWv+S0

予想外の熱い展開に吹いたwww

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:42:35.13 ID:AzDW61i9O

稲葉「……」

稲葉が手を伸ばす。

唯「ありがとうございましたっ」

それを両手で精一杯応える。

二人は握手をし、わかりあった、互いの音楽を。

稲葉「……イーツマデモテヲツナイデ…」

唯「じゃあ学校があるんでさよならっ!」

手を元気に振りながら遠ざかって行く唯、

稲葉「……」
松本「……」

稲葉「イラレルヨウナキガシテイタ……」
松本「」ポロ~ン

二人はまた流離う……自分の音楽を求めて。


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:49:30.90 ID:AzDW61i9O

ギー太「まさか奴らに勝つとはな」

唯「ううん。勝ったとか負けたとかじゃないと思うよ!」

ギー太「ふんっ、謙虚なこった。ただあいつらみたいな甘い奴らばかりじゃない。注意するこったな」

唯「でも誰が来ても戦えそうだよね!! だってあのB'zさんとだって渡り合えたんだから!!!」

ギー太「バカ言え。あんなのまぐれだ。それに奴らは確かに一流の歌唱力、テクニックはあるがダンスはからっきしだ。ソウルもデビュー当時に比べたら大した ことはない」

唯「そうなの!?」

ギー太「ダンスが上手い奴はお前じゃどうにもならんからな……そっちの方が手強」

ギー太「噂をすればなんとやらか……」


「ファンファンウィーヒッザッステップステップ……」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:52:19.63 ID:mbdpWv+S0

次から次へと刺客が来るのかwwwwwwww

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:53:21.19 ID:9M394ZqoO

EXILEwwww

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 22:57:37.09 ID:AzDW61i9O

それからも唯の激闘は続いた……!

ギー太「もっと一体になれ!唯!奴らより上手くクルクルしてドギ間を抜いてやれ!」


唯「同じ風の中~」クルクル
EXILE「オナジカゼノナカ~」

メンバーの中に入りロールディングする唯。

─────

GLAY「ドコマデ~モ~」

ギー太「ヤバいぞ! 奴らの一体感はソロのお前には太刀打ち出来ない! 弱点を狙え!」

唯「弱点!?」

ギー太「HISASHIを見つめろ! バンドのバランスを崩してやれ!」

唯「わかったよ!!!」じ~

HISASHI「///」


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:02:47.83 ID:AzDW61i9O

TMR「カゲキデッサイコウッ!!」

唯「あの人また来たよっ!」

ギー太「ええいストーカーめっ! HISASHIと違って見つめても喜ぶだけだ! 逃げるぞっ!」

唯「がってんしょうちのすけ!」

TMR「ナツヲセイスルモノダケガ……」

────

ゆず「コノナガイナガイクダリザカヲ」

ギー太「ちぃっタンバリンかっ! 唯っ! お前の得意なやつをお見舞いしてやれっ!」

唯「うんたん♪うんたん♪」

ゆず「サクラガオカニハ~ニドト~モウコナイ~」

唯「やったよ!倒したよ!」

ギー太「桜ヶ丘にトラウマを植え付けちまったな……」

そしてようやく……学校につく


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:12:15.42 ID:AzDW61i9O

唯「ふぅ……もう放課後だよ」

ギー太「B'zを倒したって噂が広まってたんだろうな。あんな大物達が集って来るとは予想外だったぜ」

唯「とりあえず部活だけでも行かなきゃ。何か不登校の子になった気分! 教室にはわたしをいじめる子がいるから行けない…けどみんなには会いに来たよ!みたいな。でもみんなもいじめられたくないから一線置いちゃって…」

ギー太「唯…もしそうなっても俺だけは側にいるからな」

唯「ギー太……」

ギー太「唯…」


ギー太「……あ、ごめん嘘。いいから早く行けよ」

Σ唯「やっぱりギー太冷たい…」


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:15:54.45 ID:AzDW61i9O

部室!

唯「みんな~来たよ~!」

紬「唯ちゃん!?」

梓「心配しましたよ唯先輩! 学校に来てないって聞いてたから…」

唯「ごめんごめんちょっと寝坊しちゃって」


ギー太「唯、音力を感じるぜ」

唯「なんですと!?」

紬・梓「?」


唯「(前の二人から?」コソコソ

ギー太「いや、あっちだ」

ギー太のネックが指す方には……

唯「りっちゃん…?」

律「……キヒヒ」

スティックを持って佇む律がいた。


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:21:05.61 ID:AzDW61i9O

律「よぉ……唯。まさかお前も音力に目覚めてるとはな」

唯「ギー太……りっちゃんなんか変だよ?」

ギー太「……恐らく音力に飲まれてるな。(それか乗り移られたか……音霊に)」

律「ドラムから声が聞こえるんだ……叩けっ……叩けっ……叩けぇっ……ってな」

唯「おいらにゃ~けものの~」

律「血が~騒ぐぅぅぅぅぅ」

唯「明日は……」

律「どっち……っとぉっ! 危うく認めるところだったぜ! やるじゃねぇか唯!」

ギー太「チョイスが古いだろ……」


86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:25:41.53 ID:AzDW61i9O

律「ここじゃわたしら以外動けないし聞こえない……遠慮なくやれるってわけだ」

律「なら次はこっちから行くぜっ!!!」ダンダンドンドン

唯「目を覚ましてりっちゃん! りっちゃんのドラムはそんな憎しみに飢えてないよ!」

律「はっはっ!何いってんだ!!! 最高じゃないか!!! これこそわたしが求めていたドラム!!! キースムーンのドラムだぜ!!!」

ギー太「キースムーン!? ザ・フーの……そうか……やっぱりあいつは」

唯「どういうことギー太!?」

ギー太「稀にあるんだ…憧れてる奴がそいつの音力に乗り移る場合が…。奴には今キースムーンが乗り移っている!!!」

唯「な、なんだってー!?」


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:31:52.30 ID:AzDW61i9O

唯「じゃあ今りっちゃんはとんでもなく上手いってこと!?」

ギー太「いや……聞けばわかる通り……」

律「」ダンダンドンドンパァンパァンッ

唯「あんまり上手くないね……」

ギー太「というかむしろ下手だ。まあ当然のことさ。力加減や体格なんかをキースムーン自体が理解してない。乗り移ってるとは言え完璧でもないからバスドラ ムも遅れる。
ドラムは一体感が命、それができなければいくらキースムーンと言えどドラムスとしては二流だ」

律「」イライラ

律「このボロドラムがあああああ!!!!」ガシャアンッ

唯「りっちゃん!?」

ギー太「始まったか……壊し屋め」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:40:29.32 ID:AzDW61i9O

ギー太「あのままじゃ自分のドラムを破壊しかねん! 止めろ唯! 奴に懐かしの曲を聞かせてやれ!」

唯「でもでも、わたしザ・フーの曲とか歌知らないし……」

ギー太「それでも音楽家か! ちっ……なら内の田井中律に語りかけるしかねぇな! 何か弾き語ってみろ!」

唯「そんないきなり言われてもぉ……」

ギー太「友達を助けたくないのか!?」

唯「!」

唯「わ、わかった! なんとかやってみるよ!」


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:46:12.52 ID:AzDW61i9O

唯「二人で過ごした日々を~振り返るのなら~楽しさの一言」

律「」

唯「一緒にやった~無人島ごっこ~」

唯「慕い合った~隊員ごっこ~」

律「」

唯「いつも眩しいそのおでこが~みんなに勇気あげ~てる~」

律「」

唯「りっちゃんがいないと~笑顔足りないよ」

唯「りっちゃんがいないと~とっても寂しいよ~」

律「」

唯「だから戻ってきて~よ~↑↑」

律「下手くそ」
ギー太「下手くそ」

唯「酷いっ! 一生懸命考えたのに!」


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:49:29.68 ID:AzDW61i9O

律「でも……唯の作ってくれた歌、暖かかった」ニシシ

唯「りっちゃん……」

ギー太「これがソウルだ、唯」

唯「ソウル?」

ギー太「全て下手くそでも誰かに対する思いが強ければ強いほど音力はそれに反応する。B'zを倒せたのもソウルのおかげだ」

唯「よくわかんないやぁ」

ギー太「今はわからなくてもいい。ただ……その気持ちをいつまでも忘れるなよ」

いつかこいつは必ずデカくなる……きっと。


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:52:36.22 ID:AzDW61i9O

紬「唯ちゃんもりっちゃんもお茶どうぞ」

律「お~美味そうだな今日のお菓子!」

唯「(戻ったみたいだねりっちゃん」

ギー太「ああ。音力が宿る程には力がなかったようだ。キースムーンが暇つぶしにドラムを叩きに来たせいであれだけの音力が宿ったんだろう」

唯「迷惑な人だねっ」

ギー太「ドラムスってもんはそんなもんさ……偉大なる男よ、今はただ眠ってくれ……」


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:56:18.01 ID:AzDW61i9O

唯「ってことはもうこの中に音力がある人はいないってこと?」

ギー太「……今のところはな」

唯「ムギちゃんとあずにゃんは?」

ギー太「紬は楽器にそれほど愛着がない。腕はそこそこだがな。あれじゃ音力には目覚めない」

唯「あずにゃんは?」

ギー太「梓か。確かに奴は腕も楽器対する思いもあるが所詮あいつのはLike、Loveじゃない」

唯「難しいね…」

ギー太「ただ……奴は別だろうな」

唯「奴……?」

その瞬間、世界が止まる──────


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /24(日) 23:59:12.79 ID:mbdpWv+S0

まただれか来るのかwwww

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:01:31.43 ID:CLV0iF4/O

紬の入れた紅茶がティーカップとの間で棒状になって止まっている。

唯「後ろから凄い音力だよ…!」

ギー太「この音力…やつか」

キィ……ガチャ

澪「紅茶を入れる邪魔をしちゃったみたいだな」

ギー太「エリザベス……ッ!!」

エリザベス「久々ね、ギー太」

唯「知り合いなの?」

ギー太「ああ、名前をつけられしものの一本だからなお互い……」

澪「びっくりしたよ、唯。まさかあのB'zさんを倒すなんてな」

唯「澪ちゃんも音力に目覚めてたんだね…」

澪「私は高校に入ってすぐだけどな」


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:06:13.25 ID:CLV0iF4/O

澪「こうしてぶつかり合うのは音力を持つもの同士の宿命……認めてもらうぞ! 私の音楽を!!!」

唯「やめて!!! 澪ちゃん!!! わたし達が争う理由なんて……」

澪「理由なんていらないっ! 音力を持つなら相手に自分を認めさせなきゃ駄目なんだ!!!」

ギー太「ちっ、それがエリザベスの教育ってわけだ」

エリザベス「ふんっ、あなたはその子にどういう言い方をしてるのか知らないけどね、これが音力の本質なの。自分一人の音楽で世界を屈伏出来る力を持つ! それが音力!!!」

唯「違うよっ!!!」

澪「!?」
エリザベス「!?」


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:13:54.13 ID:CLV0iF4/O

唯「わたしも色々な人と戦って……そしてわかった! 音楽って言うのは認めたり否定したりじゃないってことが!」

澪「なに!?」

唯「色々な音があるからこそ色々なメロディが生まれるんだよ!!! それを認めない音力なんて力は……いらないんだっ!!!」

澪「唯…」

バリーン─────

澪「おめでとう」
エリザベス「おめでとう」
紬「おめでとう唯ちゃん」
梓「おめでとうございます先輩」
律「おめでとう唯」
稲葉「オメデトウッ」
松本「」ジャカジャカジャーン
EXILE「オメデトウ」
GLAY「おめでとう」
TMR「オーメーデトゥッ」
ゆず「サクラザカニ~マタクルヨ~」

唯「ほえ? みんな?」


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:17:49.52 ID:CLV0iF4/O

ギー太「唯」

唯「ギー太…?」

ギー太「覚えておけ。音楽は一人じゃ一つの音しか出せない。でもみんなが合わさることによって様々なメロディを奏でることが出来る」

唯「うん」

ギー太「音力なんてものはこの世の中に必要ないんだ。お前はそれを見事見せつけてくれた。これで俺がお前に言いたいことはもうない」

唯「ギー太……?」

ギー太「少しの間だったが楽しかったぜ。起きたらちゃんと弦、張り替えてくれよな?」

唯「ギー太!? 待ってよ! ギー太!!!!!」

───どこにも行かないでっ!!!

はっ!

唯「ギー太!!!」

ギー太「」

唯「あれ……ここわたしの部屋…」


113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:21:24.35 ID:CLV0iF4/O

弦を張り替える途中で眠ってたのか……。

唯「それにしても変な夢だったなぁ」

ギー太「」

唯「ふふっ」

そう、音は無限ある。自分だけが全てじゃない、認め、認められ、私達の音楽は進化していくんだ。

唯「はいっ出来たよギー太。待たせてごめんね」

ギー太「」

それをわからせる為に、ギー太が見せた夢だったのかもしれない。

唯「ギー太ぁ~むちゅ~」

ギー太「」イラッ

おしまい


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:23:17.61 ID:CLV0iF4/O

番外編

GLAY「ドコマデ~モイコウカ~ト……」

EXILE「ファンファンウィーヒッザッステップステップ……」


GLAY「……」

EXILE「……」





GLAY&EXILE「ト~キヲコエテヒトハマタソレヲクリカエス~」

END


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:24:09.06 ID:5uq/SjjcO

そこはイラッとするのかよwwwwwwww
スレタイの目覚めるとオチが見事でした 乙!!

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:24:54.07 ID:CLV0iF4/O

B'zのとこだけしか考えてなかったわ

ジャンプらしく打ち切りENDで

みんなもLetsオンバト!

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:26:44.86 ID:c7IC5MYg0

Bzのところでクソ笑ったwwwwww
乙wwwww

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 00:27:41.85 ID:5+qyHoUPO

>>1

おまえ天才






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